あきとノート

ただのしがない一般人決闘者、一般人ガンダマーによる自己満足ブログです。

次元障壁というカードについて

読者の皆様、お久しぶりです。

ここ1ヵ月はCygamesの新作アプリゲーム、シャドウバースとMTGに打ち込んでいました。遊戯王は最新弾も発売となり環境にまた新たな風が吹きそうです。

 

ここ1ヵ月、新制限改定前最後のCSから遊戯王から少し遠ざかっていました。前期、そして今期も使うことになるであろうマイデッキ   【デビフラ虚無SR彼岸】(詳しくはブログにレシピと使い方を書いてありますのでそちらをご覧下さい)を使い続けてデビル・フランケンに心を侵されすぎたといいますか、現状の超先行ゲー遊戯王に嫌気がさしてしまったのと選考会のジャッジ案件(詳しくはTwitter遊戯王 選考会で調べれば出てきます)やここ1.2年の制限改訂を色々考えて少し距離をおいていました。

 

プレイヤーが僕でなくても、少しデッキの使い方とサイドボードのやり方を教えるだけで、後はジャンケンに勝てれば誰でも勝てるのではないかと…。

まぁでも、遊戯王はやめられませんが(笑)

 

 

さて、前置きが長くなりました。

発売前から色々話題になってたインベイション・オブ・ベノムですがこの弾のトップレア…そう「次元障壁」がとうとう世に解き放たれました。

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初動は今の「神の通告」と同じくらいで今後もこの価格を維持、もしくはあがることもあるのかなと考えています。

 

このカード、KONAMIの公式Twitterで見た時正直ため息が出ました。彼らはこの先行ゲーの環境を変えるばかりか、さらに加速させようとしている。

 

今の遊戯王は先行さえ確実に取れるのであれば、正直環境トップのデッキでなくても勝てるデッキはたくさんあるような気がします。それほどまでに、今の遊戯王はジャンケンやダイスロールに依存している。

 

しかし次元障壁が出てからのトーナメントシーンですが、思った以上の変化は見られません。選考会ではあまり使われている様子もなくCSの上位入賞レシピにも入ってて1枚程度。

 

理由の一つに、次元障壁の裁定があります。

http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=19595&keyword=&tag=-1

 

上記のリンクの内容はざっくりと書くと「リリース等でフィールドからいなくなったモンスター効果を無効化することができない」ということです。

 

これは現環境の「ABC」や「青眼の精霊竜」のリリース効果を止められないということです。

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故にゲームの途中で引いてしまうと…つまり、モンスター効果無効化の方をメインで使いたい場合に環境トップである上記のモンスター効果を止めることが出来ず腐ってしまうということが懸念されるため枚数を抑えめ、もしくは入れないということになってるのだと思われます。

 

ここからは僕の個人的見解になります。

Twitterでは「この裁定だと弱い」「誰も選考会で使っていない」「いや強いだろ」様々な意見が飛び交っていますが僕の意見は「どう考えても激つよ激寒カードである」です。

 

似たようなカードに「虚無空間」があります。

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虚無空間が激つよ制限カードなのに、このカードが弱いわけないだろ、馬鹿か!?馬鹿なのか!?!?

 

「次元障壁」の強さはその発動条件の緩さにあります。   「虚無空間」にも共通して言えることですが、どのデッキにも入る緩さと相手だけに強烈な蓋を張る圧倒的な性能。

先行でぶんまわして盤面を構築し、このカードを1枚伏せる。相手のプレイを見てデッキを判断しそのデッキに聞くモンスターを宣言しこのターンの相手の展開を止め、返しで仕留める。

 

猿でも出来ます。

 

選考会であまり使われなかった理由は「時間」だと考えています。そもそも選考会の時期にパックを発売することやTwitterで話題になってる選考会でのジャッジ案件自体がゲームとして競技性を脅かしている…いや、もともとそんなものはないのかもしれませんが、選考会プレイヤーには「次元障壁」を充分に試す時間の余裕がなかったのだと思っています。

 

他にも「青眼」や「ABC」に刺さりづらい等ありますが、そこも含めて調整を煮詰める時間が全然なかったのでしょう。

 〈※コメントにて、選考会ではINOVは使えないとのことでした〉

 

これもまた個人的な僕の勝手な妄想ですが、「次元障壁」の出現によって相対的に「青眼」や「ABC」は強化されました。例え先行で相手に「次元障壁」からの前者であればシンクロ(精霊竜メタ)、後者であれば融合(ABCメタ)をされたとしても「青眼」には「タイタニックギャラクシー」や「ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン」等の強力なランク8、「ABC」には豊富なランク4のサブウェポンがあります。

 

対して各種ペンデュラムデッキ(クリフォートを除く)は「魔封じの芳香」に加えて「次元障壁」という新たなメタが加わりさらに圧力がかかりました。

「彼岸」もまたエクシーズを封じられると身動きが取れません。

「DD」も融合を封じられると動きにくくなります。

 

以上を踏まえて現状の価格を吟味しつつ、かつての「強欲で貪欲な壺」のように何故1回下がったのかわからない状態になれば即買い、現状維持でも3枚は抑えておくことをオススメ致します。

 

近いうちに「次元障壁」入り   【デビフラ虚無SR彼岸】を用いて店舗大会レベルではありますが、レポートをまとめたいと思っておりますので楽しみにして頂けると幸いです。

 

最近あまり更新をしていなかったのにも関わらず、毎日300〜1000のアクセスを頂き誠に恐縮です。

これからも遊戯王の記事を上げていきますので応援よろしくお願い致します。

 

また、シャドウバースやMTGの記事も近々あげようかなと考えております。そちらも興味のある方は是非ごらんになってくださいませ!