あきとノート

ただのしがない一般人決闘者、一般人ガンダマーによる自己満足ブログです。

環境主流デッキの各種相性と個人的見解〜帝王編〜

今回は帝王について、他の環境テーマとのメインの優劣、サイド後の立ち回り等を書いていこうと思います。

そもそも「帝王」と言うデッキは少々の事故の危険が付きまとうものの、優秀な除去、またそれらをハンドに集めてくるドロソ&サーチが多くメタが貼りづらいという長所があります。
f:id:zerosensen145:20160508082140j:imagef:id:zerosensen145:20160508082205j:image
「生贄封じの仮面」が「帝王」対策でよく採用されているのを見かけますし僕も使ってますが、熟練者の「帝王」はサイド後から伏せ除去カードを増量することが多く結構簡単に割られてしまいます。

メインデッキのパワーも十二分にあり特に苦手な相手があまりいないため今期環境として注目していました。「メタルフォーゼ」が来るまでは…(´・ω・`)

前回の「SR幻影彼岸編」、前々回の「青眼編」と合わせて是非デッキ構築の時の参考にしてくださいませ。

さて、見ていきましょう。
◎(有利)〇(互角、微有利、先行後攻の状況による有利不利)△(微不利)×(泣きそう)

対「青眼」〇〜◎
「青眼」の強みの1つである「青眼の精霊竜」を「帝王の烈旋」1枚で気持ちよく突破できる。このカードのおかげで、数々の先行制圧カードに強く出れるのが「帝王」の売りの1つでもある。
f:id:zerosensen145:20160508082431j:image
打点に関しても「真帝王領域」で上級帝が30ラインを超えるため比較的安心である。仮に引けなくても「超カバーカーニバル」や「真源の帝王」等の守りも硬いのでじっくり戦うことが出来れば勝利は硬い。
f:id:zerosensen145:20160508082918j:image
f:id:zerosensen145:20160508082801j:image
サイドボード後は伏せ除去を多めに積んで相手の「生贄封じの仮面」を突破しよう。f:id:zerosensen145:20160508082641j:image

対「SR幻影彼岸」〇〜◎
先行での「彼岸の淑女 ベアトリーチェ」は「青眼」と同じく「帝王の烈旋」で。
「冥帝エレボス」の除外も活きるだろう。
だが、気をつけなければならないのは帝の召喚に「幻影霧剣」を合わせられ効果の使用と攻撃を封じられて反撃をもらうことである。
f:id:zerosensen145:20160508083224j:image
このため、伏せ除去を引いたら出来るだけ温存しつつ状況を見極めて的確に打っていきたい。
サイドボード後は「青眼」とあまり変わらないため省くが、「エクシーズ・ユニバース」は入れていて損は無いかもしれない。f:id:zerosensen145:20160508083304j:image

対「メタルフォーゼ」×〜△
厳しい。まず、先行展開で「ナチュル・エクストリオ」が出た場合本来先行制圧への解答として優秀だった「帝王の烈旋」が解答どころか一瞬で事故札になる。
f:id:zerosensen145:20160508083855j:image
そもそも「ナチュル・エクストリオ」にメインからだとどうしても弱いので先行で立たされたら「天帝従騎イデア」等のモンスターでリリース素材を用意できるカードを引き込みたいところ。
f:id:zerosensen145:20160508083949j:image
サイドプラン後はやはり伏せ除去を多めに詰んで先行で対応。後攻なら「サタンクロース」や「幽鬼うさぎ」を検討しよう。f:id:zerosensen145:20160508083958j:imagef:id:zerosensen145:20160508084008j:image

対「マジェスペクター」〇
伏せ除去を丁寧に当てることが求められる。「帝王」での対「マジェスペクター」において最も厄介なのが「マジェスペクター・ユニコーン」だ。
f:id:zerosensen145:20160508084129j:image
リリース素材をバウンスされると上級帝の展開が厳しくなるため「帝王の烈旋」で早めに除去したい。
また「マジェスペクター」特有のサイド後の試合において「生贄封じの仮面」が飛んできにくいという利点がある。
これは「生贄封じの仮面」の効果が「マジェスペクター」にも効いてしまうためである。
だが、それでも伏せ除去は多めに詰んで相手のペンデュラムや伏せを警戒したい。


帝王は非常に見れる相手が多く少々の事故率に目を瞑れば非常に戦いやすいデッキだと感じる。安いので初心者やこれからトーナメントで経験を積みたい人にもオススメである。

ご意見、ご感想等ありましたらコメントやTwitterで気軽にどうぞ!