あきとノート

ただのしがない一般人決闘者、一般人ガンダマーによる自己満足ブログです。

【コラム】2016年7月禁止制限予想〜モンスター規制編〜

さて、今期環境も残すところ1ヵ月となりました。環境も固まってきて僕は3ヵ月に1度の規制を楽しみに待つばかりです。

今期は最初、様々なデッキが活躍の機会がある良環境!!!と思われていたものの、環境の理解が進み結果的に以前のプトレマイオス規制前環境のような超先行ゲー環境になってしまいました…。

環境デッキの各種が置物の強さを競い、返す解答がなければ即負けになるゲーム。いつも思ってることですが、KONAMIはまともにテストプレイしてないでしょう。

そんな環境を一新するような規制をして欲しいものです。
禁止制限予想とは銘打ってるものの、とりあえず僕がこれを規制して欲しいなと考えるカードをモンスター、魔法、罠の順番で挙げていきます。

[モンスター]
1.デビル・フランケン(禁止)
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まずなんといってもこれでしょう。
この環境をぶち壊した戦犯カードの1枚であり、長い間投獄された過去を持つものの今は無制限として環境に蔓延っています。
今の環境の手札誘発は「エフェクト・ヴェーラー」よりも「増殖するG」でありこのカードの先行での効果発動をなかなか止めることが出来ません。青眼にはエフェクト・ヴェーラーが入っているものがデッキの都合上テンプレですが、フル投入は珍しいですし、そもそも解答がなければ即負けに繋がるこのカードは間違いなく遊戯王というゲームを面白くなくしています。

やはり、返ってくるべきではなかったのだ…デビル・フランケン。頼む安らかに眠ってくれ(´・ω・`)

2.青眼の亜白龍(準制限〜制限)
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後述する魔法カード、「ドラゴン族目覚めの旋律」との兼ね合いですが、どちらかは制限カードにならなければならないと感じています。
青眼の安定性を支えている最重要カードであり、ぶっちゃけこのカードがなければ青眼は何も出来ません。

「ドラゴン族目覚めの旋律」により実質デッキに6枚存在し、多彩な墓地肥やし手段からの「太古の白石」でのサルベージ等かなりの確率で手札に呼んでくることが出来ます。
青眼の先行置物モンスター、「青眼の精霊龍」にアクセスするカードとしても優秀かつ、青眼の先行を突破されたときに相手のモンスターを割りながら再び「青眼の精霊龍」となり相手に蓋をします。

青眼の持久力、安定力な高さはひとえにこのカードの存在があるからこそでありこのカードの規制によって青眼のデッキパワーは少なからず落ちるでしょう。
個人的には環境から転げ落ちるよりも中堅〜環境で色々なデッキが活躍してほしいのが本望ですが、KONAMIは売れないカードたちでこれから自分達が売るのに障害となりそうなカードは徹底的に痛めつける風潮があります。

今はまだ劇場版や6月の遊戯、海馬の構築済みデッキの発売等盛り上がりを見せていますがこれからどうなるかはわかりません。良識のある改訂をして頂きたいですね。全く期待してませんが|・ω・`)。

3.レベル・スティーラー(禁止)
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さて、恐らくトーナメントプレイヤーとフリー民の予想で違いが生まれるとしたらまずこのカード。シンクロデッキの無二の友「レベル・スティーラー」です。

何故このカードを規制…しかも禁止にまでしなければならないのか。
それは、僕が前回記事にした「シンクロダーク」にあります。似たような「ジャンド」でもそうなのですが、このカードの存在はソリティアを加速させ、時には考えもしなかったシンクロモンスターに簡単にアクセスすることを可能にします。

KONAMIハンデスやバーンを嫌う傾向にあり、「シンクロダーク」の主な勝ち筋であるハンデスは即刻規制対象となる可能性があります。何を規制してくるかはKONAMIの気分次第ですが、恐らくこのカードが一番効くのでないかと感じます。
僕はシンクロ時代に遊戯王を初めて、もちろんジャンドも組みましたし今も所持していますが、このカードの規制はやむを得ないでしょう…。

4.SR-ベイゴマックス(制限)
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僕は別に規制しなくてもいいと思ってるんですが、恐らくかかるでしょう。このカード1枚から召喚権を使うことなくランク3を立てたり、時には2体分のリリース要因として採用されるなど汎用性が非常に高く「SR幻影彼岸」や「SR帝」等、このカード3枚と「SR-タケトンボーグ」1枚のみを出張セットとして採用しているデッキが環境に散見されます。

僕としては「SR幻影彼岸」は規制するべきではないと考えているので、別にいいんですが、KONAMIとしては再販により恐らくこの6月で売り切り、これから売り出すカードの邪魔になる「彼岸」はもうお払い箱だと思います。
こんなことを書いてて嫌になりますが、もっとまともな運営は出来ないのか…本当に悩ましいです。
余談ですが、最近MTGを始めているのですがWotC社のカードに対する愛は本物ですし本当によく出来ているなと感動しました。
環境のバランスをうまくとることがプレイヤーの増加に繋がることを早く理解して欲しいですね。

5.サイフレームロード・Ω(制限)
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様々なデッキでこれまで採用されてきたレベル8シンクロモンスター、Ω。
器用な効果と除去されにくい耐性、そして28打点と汎用性の高いシンクロモンスターとして中堅デッキにもよく採用されています。
しかし、恐らくこのカードは規制を受けてしまうでしょう…。理由は「レベル・スティーラー」と同じくこのカードこそ、相手の手札をハンデスする「シンクロダーク」のエースモンスターであるからです。

「SR-ベイゴマックス」と同じハイスピード・ライダーズに入っており、ベイゴマと同じく6月に売り切り規制する流れだと考えられます。非常に優秀なモンスターかつ中堅デッキのいくつかを影から支えているカードなので、禁止カードにはならないで欲しいです。KONAMI、見てるか?禁止はダメだぞ!(見てない)。

6.天帝アイテール(制限)
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しなくていいです、別に。ただ上が順当に規制されランクが下がるとその次に上がってくるデッキとしてそこに「帝王」の名前は確実にあるでしょう。
ストラクも絶版ですし、さらに禁止制限を加速させる可能性があります。

アイテールは帝王のキーモンスターであり、このカードがもし規制された場合おそらく「帝王」は環境から姿を消すでしょう。踏ん張るんだ、「帝王」。

7.マジェスペクター・ユニコーン(制限)
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KONAMIがまともなら規制されるでしょう。ペンデュラムデッキにおいて、このカードを採用できるか出来ないかはデッキのパワーを大きく左右します。
除去のしづらさ、モンスター化した強制脱出装置であるこのモンスターは先行の置物としても、相手の先行の盤面を返すカードとしてもペンデュラムデッキでは非常に重宝されます。

後の「マジェスペクター・ラクーン」と合わせて、規制はやむを得ないでしょう。

8.マジェスペクター・ラクーン(制限)
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「マジェスペクター・ユニコーン」をサーチします。以上です(キリッ。
君じゃない、ユニコーンガンダムが悪い。

9.彼岸の淑女 ベアトリーチェ(制限)
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別に規制しなくていいです。置物として、墓地肥やしとして非常に優秀なカードですがこのカードぐらいは許されて欲しいもの。「SR-幻影彼岸」は別に規制強化しなくていいよ╮(´・ᴗ・` )╭別に僕が「SR-幻影彼岸」使ってるとかじゃないんですが(使ってない)、あれぐらいのデッキパワーは許されるべきです。

10.TG-ハイパーライブラリアン(禁止)
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そろそろ投獄の時が近づいてきているのを感じます…。シンクロのエンジン、ライブラリオ君。
正直かかっても何も文句は言えません…。このカードがシンクロのソリティアにおいての中心人物でありこのカード無くしてシンクロ全盛期はありませんでした。
「シンクロダーク」の活躍を期に禁止カードになる可能性は十二分に考えられます。


思った以上に長くなってしまったのでモンスター編と魔法&罠編で分けようと思います。9月にはEXP2016により強力な海外テーマが2つやってきます。
特にその中の「kaiju」は先行制圧モンスターに対し圧倒的なメタ性能を誇るので今後の環境に注目して早めにカードを集めておきたいですね。
以上、2016年7月禁止制限予想、モンスター規制編でした。