あきとノート

ただのしがない一般人決闘者、一般人ガンダマーによる自己満足ブログです。

【シャドウバース】レキ工場長杯レポート〜サタン秘術ウィッチ〜

7/25(月)の夜にレキさん(@rhythmmmax)主催のシャドウバース大会に出てきました。

 

ポケモンGOMTGの新弾が出てからというもの、あまりプレイする時間が取れなかったシャドウバース。今回は環境的には厳しいものの、今更デッキを作るのもあれなので、しっくり手に馴染んだデッキを使おうということでウィッチを選択しました。

 

自分はウィッチで試したカードはないくらいウィッチでのシャドバライフを楽しんでいるのですが、ウィッチというデッキは大きくわけて3つのアーキタイプに分けられると認識しています。

 

1.「次元の超越」と「ルーンブレードサモナー」のコンボで一撃必殺を狙うコンボウィッチ

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2.「土の印」とそれを活用する「土の秘術」を軸とした秘術ウィッチ

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3.上記の2つを組み合わせた折檻型

 

今回は2の秘術をベースとしつつ、苦手でかつ環境トップの1角であるロイヤルに強めの構築で「サタン秘術ウィッチ」で大会に出させて頂きました。

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結果は…

 

1戦目 ネクロ ×

2戦目 ネクロ ×

 

0-2、タコ負けです。ミッドレンジなのかアグロなのかもわからず7ターン目ぐらいで天に召されました😇。

基本的には犬→スパルトイサージェント→ラビットネクロマンサー→2マナ2アクションか4マナフォロワー→ケルベロス

ネクロの典型的な初動でペースを持ってかれてしまいました。

 

僕のデッキは5ターン目まで相手の攻撃を凌ぎ、「ゴブリンマウントデーモン」や「エンシェントアルケミスト」→「ガーディアン錬成」×3を次に叩き込むことで盤面を膠着、または取り返して「ノノの秘密研究室」や大量の1〜3マナスペルで凌いで「サタン」で決めるというコンセプトになっています。

 

ロイヤルが相手だと「サタン」を出さなくてもガーディアンの連打とみんな大好き「ゴブリンマウントデーモン」で息切れ、なんてこともあるのですが正直調整不足でした。

 

ウィッチはコントロール…主にヴァンプやネクロのような攻めるのも得意なコントロールに押し負けたり、はたまた早く横に素早く数を並べるロイヤル、疾走が多くタフネスが高めで除去がしづらいドラゴンと正直有利なのはビショップくらいだという認識を持っています。

 

その代わり「次元の超越」というパワーカードによってワンチャンを得ているデッキだと言えます。超越とルーンブレードのコンボは決まればワンショットキルなことが多いため基本的には除去が噛み合ってランプ域まで持っていければ相手が何のデッキであろうとさほど問題はありません。

 

とは言え、1対1交換が主流のこのゲームでロイヤルのようにトークンをバンバン産み出すデッキに1対1交換なんてしててもキリないのとネクロも早い動きはコントロールでも可能であり疾走にも弱いため次のカードの追加では大幅なブラッシュアップを期待しています。

【MTG】異界月プレリリースレポート

7月16日、17日に異界月のプレリリースが始まりました。超初心者の僕としては楽しみで仕方がなく夜もろくに寝れず、16日を迎えました(本当の話)。

 

17日も出る予定だったのですが、諸事情により16日のみの出席となりました。非常に楽しく充実した1日で、MTG熟練プレイヤーのプレイングを見たり、構築を教えてもらったりと大幅な経験値になったと思ってます。

 

自分は9月に行われるGP京都(チームリミテッド)に出場するため、イニストラード&異界月のリミテッドをしっかりと勉強し良い結果に繋げていきたいところです。

 

さて、肝心のプレリリース当日のカードプールですが…

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ぶっ壊れプールw

リミテッドでは非常に強力な構築クラスの神話レア、今や緑のデッキでは本当によく見る「不屈の追跡者」と6パック+プロモの中からかなりの優良カードを引き当てました( *¯ ꒳¯*)。

 

赤と緑、白に優秀なカードが多く神話レアと「不屈の追跡者」の色とも噛み合ってる為、赤緑t白を選択。

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試合をやりながら微調整をしていきました。

 

1戦目 白緑スピリット〇〇
2戦目 白緑t青〇××
3戦目 白黒除去飛行(ブルーナ)×〇×
4戦目 白緑t青(タミヨウ)〇〇
5戦目 白青(ギセラ)×〇〇
6戦目 白青〇×〇

 

全勝してもおかしくないプールですが、プレイヤースキルが足りなく4-2という結果に。

 

複数の熟練プレイヤーの方から、ギセラはダブルシンボル持ちのためタッチはあまりよろしくないと後で言われてまさにそのとおりだなと感じました。

 

引きも良く、平地を4枚搭載したのと「分かれ道」が出たのでそれでも普通に出ましたが、いつもこのような暴力プールが引けるとは限りません(というか引けません)。

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白緑の構築に途中から変えてみたりしたのですが、使いこなすことが出来ず、2戦目から赤緑に戻してその試合を取ったりなんてこともありました。

 

対戦相手のデッキ一覧を見てもらえればわかると思うのですが、全てのデッキのメインorサブカラーとして白が投入されており、その強さを如実に表しています。

自分の憧れでもある知り合いの熟練プレイヤー曰く、白には弱いカードが単純に少ないとのことでした。

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(個人的に出されて強いなーと感じた白のレア以下のカード達)。

 

また、イニストラードを覆う影の時にはリミテッドにおいて弱いとされていた青のプールも今回多少テコ入れがされ、さらにエルドラージの新能力「現出」に必要なマナに青を含むカードがあることから一定の存在感を示しました。

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2戦目を落とす要因になったカードです。

ギセラ、ウルリッチを出して、まさにこれからというところでフルタップされライフを削り取られました。

 

リミテッドは高いタフネスのカードを処理するのが困難なため現出のカードは軒並み強力に感じました。装備品なんかが加わるともう手がつけられません(;´Д`)。

 

緑は狼男のシナジーとマナレシオの高さ。白は汎用性の高いメインカラーになり得る安定感。赤は狼男のシナジーと変身のサイズ、そして除去の豊富さ。

青は白と合わせてのスピリットビート、現出(現出の払うマナの中には黒を払うカードも存在します)。

黒は…知りません(笑)ゾンビビート??

 

 

なにはともわれ、とても楽しく充実した1日でした。初心者の僕に色々教えてくださった方や対戦相手の方にこの場を借りてお礼を( *¯ 罒¯*)。

 

余談なのですが、4-2の成績の報奨として配られたパックにて…

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デデドン!!!

 

人間引きがいい時はとことんなんだなって気がしました(笑)その日の飲み会で行われたシャドウバースでも要所要所で引きたいカードをツモることができたりと( *¯ ꒳¯*)。

 

異界月の発売にともなって、構築戦の各環境がどう動いていくのか楽しみです( * ˊᵕˋ )。

 

 

 

WCS2016日本代表「DD」から見るサイドボード考察

SNSでの情報交換が活発な今日、TLをただ眺めていても様々な情報が流れてくる。

 特によく見られるのが、CSや選考会で結果を残したプレイヤーがレシピと共に戦績を画像付きで上げるというもの。毎週様々なデッキが結果を残している。

 遊戯王デッキリストはその作者の心情を雄弁に物語る。今回はその中でもサイドボードについて、先日行われた選考会で見事日本代表に選ばれた「DD」のレシピを元に考察してみよう。

 

WCS2016 日本代表決定戦(一般の部)日本代表

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【WCS日本代表決定戦 日本代表(一般)】
メインデッキ:40枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:15枚
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【モンスター】21
DDネクロ・スライム ×3
DDラミア ×3
DD魔導賢者ケプラー ×3
DDスワラル・スライム ×3
増殖するG ×2
DD魔導賢者コペルニクス ×3
DDオルトロス ×1
DDD壊薙王アビス・ラグナロク ×3
【魔法】14
成金ゴブリン ×3
闇の誘惑 ×3
地獄門の契約書 ×3
ツインツイスター ×2
強欲で貪欲な壺 ×3
【罠】5
闇のデッキ破壊ウイルス ×1
虚無空間 ×1
戦乙女の契約書 ×1
神の通告 ×2
【エクストラ】15
DDD烈火王テムジン ×2
DDD神託王ダルク ×1
DDD剋竜王ベオウルフ ×1
フォーミュラ・シンクロン ×1
瑚之龍 ×1
月華竜 ブラック・ローズ ×1
DDD疾風王アレクサンダー ×1
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
PSYフレームロード・Ω ×1
DDD呪血王サイフリート ×1
氷結界の龍 トリシューラ ×1
アルティマヤ・ツィオルキン ×1
永遠の淑女 ベアトリーチェ ×1
DDD双暁王カリ・ユガ ×1

【サイドデッキ】 15
D.D.クロウ ×2
増殖するG ×1
幽鬼うさぎ ×1
システム・ダウン ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
ツインツイスター ×1
揺れる眼差し ×1
闇の護封剣 ×2
闇のデッキ破壊ウイルス ×2
魔封じの芳香 ×2

 

 

選考会の一般の部で個人的に多いと感じた「DD」。

先行の強さもさることながら、その手数の多さとそこからくる状況対応能力は皆も知っていることだろう。

そのサイドボードに気になるカードが1枚。

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そう、「闇のデッキ破壊ウイルス」である。

メインに1枚、サイドに2枚積まれている。

 

先行の「魔封じの芳香」による強さは誰しもが知るところであろう。後手の自分の最初のターン、魔法が使えずペンデュラムデッキでなくても苦しい展開になることが多い。

 

「闇のデッキ破壊ウイルス」は「魔封じの芳香」と同じく先手の初手で最も輝くカードなのは言うまでもない。

複数積めば事故札になることも多いためメイン投入数は控えめだが、例えば、先手→後手→先手などのゲーム展開になった場合、相手が「青眼」などの初動が魔法カードに依存しているようなデッキでは猛烈に刺さる。故にサイドに2枚入っているのだろう。

 

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「増殖するG」。

今や様々なデッキのメインサイドにほぼ必ず入っていると言っても過言ではない手札誘発カードである。

サイドボード後の後手では抜くことが多いが、仮に先手でもこのカード1枚で返しの相手の初動の動きを牽制できる。特に「DD」や「幻影彼岸」等のデッキにはよく刺さり、その他でも最低1:1交換以上が期待できる優秀なカードである。

 

このDDのレシピは「強欲で貪欲な壺」、「成金ゴブリン」、「闇の誘惑」などのドローソースがフル投入されておりピン積みでもキーカードを引き込みやすくなっている。また、DDの展開の潤滑剤にもなっているのが特長だ。

 

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「幽鬼うさぎ」。

「デビル・フランケン」の慢性化と「メタルフォーゼ」の増加に伴い、最近「青眼」のメインボードですらちょくちょく顔を見せる手札誘発カード、うさぎ。

 

あの「ナチュル・エクストリオ」を破壊でき、ペンデュラム効果発動を食い止め、かつスケールを破壊する優秀なカードである。

チューナーなのも評価が高く、「幻影彼岸」などはデッキの中のチューナーがこのカードのみだとしてもレベル6のシンクロモンスターを入れていたりする。

場に出しても効果が使えることから相手の動きの牽制をすることも出来るなど万能なカードで、プレイヤーの腕を反映するモンスターだと言える。

 

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「システム・ダウン」。

対「ABC」の筆頭メタカード。主に「ABC」のみを狙い打つピンポイントメタカードではあるが、効果は絶大で、これを打たれると「ABC」は立て直しが難しい。

「ABC」の環境入りにより、様々なデッキのサイドボードにその姿を散見できる。

 

このレシピには入っていないが、同じく選考会で権利を獲得した「DD」のレシピには同じく「ABC」に厚い「氷結界の鏡」が入っていたりもする。

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僕は恥ずかしいことにこのカードを使用したことがないので使用感はあまりわからないが、フィールド2枚除外は絶大だろう。

その他用法は是非コメントで教えてください(;´Д`)。

 

「ハーピィ」のような初動に重いカードはサイドに回しているのも最近の傾向だ。

「ツインツイスター」のメインサイド分配も最近の「青眼」や「幻影彼岸」のレシピを見れば頷ける。

大体、メイン:サイド=1:2、2:1の割合だ。

 

「闇の護封剣」や「揺れる眼差し」は今更語るまでもないだろう。

 

 

サイドボードは大会で勝つために非常に重要であることは今まで何度も語ってきた。

サイドボードを入れ替えたあとの試合が多くなりがちなトーナメントでは、サイドボードの1枚がそのままゲームを決めることに繋がることもよくある。

 

読者の皆様方も、今一度サイドボードに目を落とし調整を重ねてみてはいかがだろうか。

 

次元障壁というカードについて

読者の皆様、お久しぶりです。

ここ1ヵ月はCygamesの新作アプリゲーム、シャドウバースとMTGに打ち込んでいました。遊戯王は最新弾も発売となり環境にまた新たな風が吹きそうです。

 

ここ1ヵ月、新制限改定前最後のCSから遊戯王から少し遠ざかっていました。前期、そして今期も使うことになるであろうマイデッキ   【デビフラ虚無SR彼岸】(詳しくはブログにレシピと使い方を書いてありますのでそちらをご覧下さい)を使い続けてデビル・フランケンに心を侵されすぎたといいますか、現状の超先行ゲー遊戯王に嫌気がさしてしまったのと選考会のジャッジ案件(詳しくはTwitter遊戯王 選考会で調べれば出てきます)やここ1.2年の制限改訂を色々考えて少し距離をおいていました。

 

プレイヤーが僕でなくても、少しデッキの使い方とサイドボードのやり方を教えるだけで、後はジャンケンに勝てれば誰でも勝てるのではないかと…。

まぁでも、遊戯王はやめられませんが(笑)

 

 

さて、前置きが長くなりました。

発売前から色々話題になってたインベイション・オブ・ベノムですがこの弾のトップレア…そう「次元障壁」がとうとう世に解き放たれました。

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初動は今の「神の通告」と同じくらいで今後もこの価格を維持、もしくはあがることもあるのかなと考えています。

 

このカード、KONAMIの公式Twitterで見た時正直ため息が出ました。彼らはこの先行ゲーの環境を変えるばかりか、さらに加速させようとしている。

 

今の遊戯王は先行さえ確実に取れるのであれば、正直環境トップのデッキでなくても勝てるデッキはたくさんあるような気がします。それほどまでに、今の遊戯王はジャンケンやダイスロールに依存している。

 

しかし次元障壁が出てからのトーナメントシーンですが、思った以上の変化は見られません。選考会ではあまり使われている様子もなくCSの上位入賞レシピにも入ってて1枚程度。

 

理由の一つに、次元障壁の裁定があります。

http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=19595&keyword=&tag=-1

 

上記のリンクの内容はざっくりと書くと「リリース等でフィールドからいなくなったモンスター効果を無効化することができない」ということです。

 

これは現環境の「ABC」や「青眼の精霊竜」のリリース効果を止められないということです。

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故にゲームの途中で引いてしまうと…つまり、モンスター効果無効化の方をメインで使いたい場合に環境トップである上記のモンスター効果を止めることが出来ず腐ってしまうということが懸念されるため枚数を抑えめ、もしくは入れないということになってるのだと思われます。

 

ここからは僕の個人的見解になります。

Twitterでは「この裁定だと弱い」「誰も選考会で使っていない」「いや強いだろ」様々な意見が飛び交っていますが僕の意見は「どう考えても激つよ激寒カードである」です。

 

似たようなカードに「虚無空間」があります。

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虚無空間が激つよ制限カードなのに、このカードが弱いわけないだろ、馬鹿か!?馬鹿なのか!?!?

 

「次元障壁」の強さはその発動条件の緩さにあります。   「虚無空間」にも共通して言えることですが、どのデッキにも入る緩さと相手だけに強烈な蓋を張る圧倒的な性能。

先行でぶんまわして盤面を構築し、このカードを1枚伏せる。相手のプレイを見てデッキを判断しそのデッキに聞くモンスターを宣言しこのターンの相手の展開を止め、返しで仕留める。

 

猿でも出来ます。

 

選考会であまり使われなかった理由は「時間」だと考えています。そもそも選考会の時期にパックを発売することやTwitterで話題になってる選考会でのジャッジ案件自体がゲームとして競技性を脅かしている…いや、もともとそんなものはないのかもしれませんが、選考会プレイヤーには「次元障壁」を充分に試す時間の余裕がなかったのだと思っています。

 

他にも「青眼」や「ABC」に刺さりづらい等ありますが、そこも含めて調整を煮詰める時間が全然なかったのでしょう。

 〈※コメントにて、選考会ではINOVは使えないとのことでした〉

 

これもまた個人的な僕の勝手な妄想ですが、「次元障壁」の出現によって相対的に「青眼」や「ABC」は強化されました。例え先行で相手に「次元障壁」からの前者であればシンクロ(精霊竜メタ)、後者であれば融合(ABCメタ)をされたとしても「青眼」には「タイタニックギャラクシー」や「ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン」等の強力なランク8、「ABC」には豊富なランク4のサブウェポンがあります。

 

対して各種ペンデュラムデッキ(クリフォートを除く)は「魔封じの芳香」に加えて「次元障壁」という新たなメタが加わりさらに圧力がかかりました。

「彼岸」もまたエクシーズを封じられると身動きが取れません。

「DD」も融合を封じられると動きにくくなります。

 

以上を踏まえて現状の価格を吟味しつつ、かつての「強欲で貪欲な壺」のように何故1回下がったのかわからない状態になれば即買い、現状維持でも3枚は抑えておくことをオススメ致します。

 

近いうちに「次元障壁」入り   【デビフラ虚無SR彼岸】を用いて店舗大会レベルではありますが、レポートをまとめたいと思っておりますので楽しみにして頂けると幸いです。

 

最近あまり更新をしていなかったのにも関わらず、毎日300〜1000のアクセスを頂き誠に恐縮です。

これからも遊戯王の記事を上げていきますので応援よろしくお願い致します。

 

また、シャドウバースやMTGの記事も近々あげようかなと考えております。そちらも興味のある方は是非ごらんになってくださいませ!

 

 

 

高槻CSレポート 【デビフラ虚無SR彼岸】

お久しぶりの更新となります。新制限が判明するまで、なかなか記事が書けずすみません(´๑•_•๑)

6/19(日)にカードボックス高槻店さんで行われる80人規模のCSに出場しました。

新制限前最後の遊戯王でしたが、凄く楽しめました(*´˘`*)♡今回はそのレポートの記事になります。

 

まずは結果から…

使用デッキ:デビフラ虚無SR彼岸

 

1戦目 ABC 後手 ××

2戦目 DD 先手 〇×〇

3戦目 六武衆 後手 ×〇-

4戦目 魔術師 先手 〇〇

5戦目 メタルフォーゼ  後手 〇×〇

6戦目 メタルフォーゼ 先手 〇××

 

3-2-1で予選落ちとなりました。ついてなかったり、1戦目に予選全勝者の有名プレイヤーと当たるなど色々ありましたが、僕の力不足だと真摯に受け止めています。初めてのCSでしたが、次は上ブレ出来るように調整を続けていきたいです。

 

今回使用したデッキは過去に記事にしてまとめたものを改良して使いました。

http://arcadiaknight.hatenablog.com/entry/2016/05/22/014210

よろしければ、こちらも併せてご覧ください( *¯ ꒳¯*)。

 

今回のレシピはリンク先の「皆既日食の書」を闇の護符剣に変更しただけで大して変わっておりません。CSの数試合は先行で蓋をしてターンを返して即サレされて1試合、1分持たずなんてこともありました。先手を取れれば、ほぼほぼメインの勝ちは揺るぎないものだと思います。

 

SRベイゴマックスからSRタケトンボーグをサーチしリヴァイエールに繋げ、闇の誘惑で除外したデビフラをSS。そしてナチュエクからデビフラリリース虚無魔人の流れは大会でも何戦かやりまして、実際その動きを出来た場合は全て勝ちにつなげることが出来ました。

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改良点としては、サイドボードのエクシーズ・ユニバースをメタルフォーゼや青眼をさらに見れるカードにしてみてもいいなと感じました。なんならドロソでもいいかなと(サイドメタを引く確率をあげるため)。彼岸全然いなかったんですよね(笑)わかってはいたんですけど、このデッキを大会に持ってくことが初めてだったので元の型をあまり弄らず出てみました。今後また調整していきたいですね。

可能性をかなり秘めてるデッキだなと改めて思いました(*´˘`*)♡

 

CS全体の雑感としては、こんなにABCがいるとは正直思いませんでした(´๑•_•๑)

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環境レベル、トップを狙える強さだと痛感しましたね。いずれ記事にしようと思います。

 

メタルフォーゼに2戦あたりましたが、メタルフォーゼという環境トップクラスのデッキともなるとメタゲームによって様々なカードをメイン、サイドに入れているのが散見できて楽しめました。

話題にはなっているものの実際にはあまり打たれることの少ないと感じる「超融合」。

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ベアトナチュエクをこれ1枚で返されてしまい、6戦目を落とす敗因となった魔法です。今後は意識して立ち回りたいですね。

それと、5戦目にnsからナチュエクを戦闘破壊した「イルミラージュ」。

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属性が風なのも評価が高く、SRとの組み合わせで「トーテムバード」になれるのはいいなと思いました。メタルフォーゼのミラーでも活躍しそうな1枚ですね。

個人的に評価している「N・グランモール」は「神の通告」等の影響をモロにうけますが、この「イルミラージュ」は永続効果のため比較的安全に役割をこなすことが出来ます。グランモールには除去されにくい利点もあるので好みかもしれませんね。

実際、自分は今期「青眼」以外の環境デッキは軒並み所持していますので自分のメタルフォーゼにも入れてみて回してみたいなと感じました。

 

お陰様で当ブログも1日のPVが1000を超えるようになり、正直驚いていますw

稚拙な自己満足のブログではありますが、今後ともよろしくお願い致します。記事のリクエストやコメントもまだまだ受け付けておりますので、そちらもよろしくお願いします( *¯ ꒳¯*)。

 

 

ABC-ドラゴンバスター襲来!【海馬瀬人ストラクチャーデッキ】

さて、6月に入りましてそろそろ暑くなってきましたね。
そんな中6/18に、「武藤遊戯」と「海馬瀬人」のストラクチャーデッキが発売されます(`・ω・´)ノ

今日はその内の「海馬瀬人」のストラクチャーデッキの切り札である「ABC-ドラゴンバスター」について記事を書こうと思います。

環境に顔を出すかもしれない強さを秘めているので、関連カードは高騰する前の今のうちに集めておきましょう。

まずは、このストラクチャーデッキのキーカード達についてテキストを踏まえつつ個人的な評価を(`・ω・´)。

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融合・効果モンスター

星8/光属性/機械族/攻3000/守2800

「A-アサルト・コア」+「B-バスター・ドレイク」+「C-クラッシュ・ワイバーン

自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる。(「融合」は必要としない。)

(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。

(2):相手ターンにこのカードをリリースし、除外されている自分の機械族・光属性のユニオンモンスター3種類を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。


つえええええええええwwwww
相手ターンに分離する強さは精霊龍で体感済みでしょう。このカードは分離後効果が別に発動したりするわけではありませんが(精霊龍→銀龍で銀龍の効果発動!みたいな)、単純に強力な耐性であり墓地とフィールドにパーツが揃っていれば再びssできるため非常に扱いやすく強いカードだと思います。
対象にこそ取るものの相手ターンに手札1枚をコストに相手のモンスターを除外するなど先行で立たされた場合は頭を悩ませそうです。

「A-アサルト・コア」
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ユニオン・効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1900/守 200

(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●自分フィールドの機械族・光属性モンスター1体を対象とし、 このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。 装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。 ●装備されているこのカードを特殊召喚する。

(2):装備モンスターは他の相手モンスターの効果を受けない。

(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 このカード以外の自分の墓地のユニオンモンスター1体を選んで手札に加える。


まぁパーツです。1900打点はなかなか。

「B-バスター・ドレイク」
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ユニオン・効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1500/守1800

(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。●自分フィールドの機械族・光属性モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。●装備されているこのカードを特殊召喚する。

(2):装備モンスターは相手の魔法カードの効果を受けない。

(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからユニオンモンスター1体を手札に加える。

パーツです(2度目)。ABCに装備すると後述するこのテーマのメタカード、「システム・ダウン」に強くなります。
またフィールドから墓地へ送られたときの効果も優秀です。

「C-クラッシュ・ワイバーン
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ユニオン・効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1200/守2000

(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。●自分フィールドの機械族・光属性モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。●装備されているこのカードを特殊召喚する。

(2):装備モンスターは相手の罠カードの効果を受けない。

(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札からユニオンモンスター1体を特殊召喚する。


パーツです(3度目)。特に言う事はないですね()。

「ユニオン格納庫」
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フィールド魔法

「ユニオン格納庫」は1ターンに1枚しか発動できない。

(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加える事ができる。

(2):1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターに装備可能で、カード名が異なる機械族・光属性のユニオンモンスター1体をデッキから選び、そのモンスターに装備する。この効果で装備したユニオンモンスターは、このターン特殊召喚できない。


くっそ強いですね。
①のサーチ効果は言わずもがな、②の装備効果も①で持ってきたモンスターを召喚し②を使うことでABCのパーツを一気に2枚持ってくることができます。

そして今一部界隈で騒がれてるコンボに「ユニオン格納庫」と「トランスターン」のたった2枚を組み合わせることで「ABC-ドラゴンバスター」と「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」が並ぶというもの。
先行ゲーが捗ります。

最近の金銀ガジェから「ギガギアントX」を作るギミックもADSでは散見されており関連カードの値上がりが予想されます。
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まだ発売前の雑感ですが、環境へ足を踏み入れることが予想されます。
対策カードは個人的には「システム・ダウン」がオススメです、早めに買いましょう。
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青眼へのメタゲームを考える(2016/4)

今期環境最強の1角、青眼。
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強靭、無敵、最強の名を轟かせたこのアーキタイプは現在環境のトップメタとしてトーナメントプレイヤーに意識されている。
故に今まで様々な記事のサイドボードを取り上げるにあたり、このアーキタイプの名前が何度も出てきていたが今回は改めて「青眼」の対策の全てをがっつり書こうと思い、記事を書いている。

そもそも「青眼」の強さは何なのか。
それは…
①他の環境デッキに対してメインから強く、特に先行の精霊龍が刺さりやすい。

②一旦返されても盤面を切り返す能力に長けておりさらにそこから精霊龍や銀河エクシーズで蓋をしに行くことができる。

③その攻撃力によるハイビートダウンによりライフを一瞬にして削り取れる。

大まかに以上のことが挙げられると思います。以前、環境デッキ同士の相性について記事を書きましたが青眼は基本どのデッキ相手でもメインからある程度強いです。
今はあの記事を書いた頃に比べ、若干環境に変化がありますが(ダークシンクロやDDの登場)、青眼の強み自体は何も変わっていないように感じます。

さてそんな「青眼」へのサイドメタカードとしておすすめのカードをご紹介します。

1.闇の護封剣
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当ブログでも既に何回も登場している先行制圧系モンスターへの基本的な解答カード。かなり高騰していますね。もちろん、青眼にもよく刺さります。基本精霊龍に即撃ちし盤面を返しましょう。
2回目の自分のスタンバイフェイズまで相手モンスターを拘束出来ますが、「白き霊龍」、「ツインツイスター」を相手は内包しているデッキであり各種蘇生カードから一気にライフを削られるため、あまり過信しない方がいいでしょう。

似たようなカードには「皆既日食の書」等があります。「闇の護封剣」の方がデメリットがなく扱いやすいですが、「皆既日食の書」は速攻魔法であり攻撃を止めたり相手ターンでモンスター効果を止めたりできるので好きな方を選びましょう。

2.D.D.クロウ
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盤面に干渉できないので個人的に評価はあまり高くないのですが、相手蘇生魔法にチェーンして打ったり、青眼の石ころ相手に打ったりして展開を止めます。
このカードは後述する「A・O・J サイクルリーダー」と比較すると青眼にはサイクルリーダーの方が刺さりますが、「D.D.クロウ」の良さとして他の環境デッキに対してもメタカードとして役に立つというのがあります。
特に「DD」に強く打てるのはいいですね。対「DD」メタを意識するサイドには必須だと思います。あのデッキはラミアにこのカードを合わせられると展開が止まることが多いです。
他の環境デッキへの対策やサイドボードの枠を吟味して後述するサイクルリーダーかクロウかを選択しましょう。

3.A・O・J サイクルリーダー
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対光中心デッキの場合のみ、「D.D.クロウ」の完全上位互換になります。青眼の墓地利用をこれ1枚でかなり抑圧することができるでしょう。
基本的な使い方は「D.D.クロウ」と同じです。

4.A・O・J D.D.チェッカー
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個人的に激推ししてます。
先行で通常召喚するだけで青眼側は「闇の護封剣」、「鳳翼の爆風」を引けないとほぼ詰みの状態になるでしょう。
後攻においても通常召喚すれば精霊龍は変身できなくなりますしそのまま相手の盤面を返せば先行のときと同じ状況に陥ります。
精霊龍が変身できなくなっているため、かなり簡単に盤面を返すことができるでしょう。

5.サタンクロース
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先行制圧系に滅法強く、防ぐ手段がほぼありません。相手に1ドローこそさせるもののそのターンで除去に成功すればそのデメリットすら発生しません。デメリットも比較的軽い方なので扱いやすく、類似カードの「溶岩魔獣 ラヴァゴーレム」等と違い、自分に召喚権が残るのがポイントです。
「ナチュル・エクストリオ」等にも強く、個人的にサイドに1〜2枚挿しておいて損は無いカードだと思います。

6.溶岩魔獣 ラヴァゴーレム
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「サタンクロース」や「ヴォルカニック・クイーン」より除去枚数で勝り、「トレード・イン」に対応するリリース除去。
自分のメインデッキとの相性を考えてどのリリース除去を採用するか決めましょう。

7.N・グランモール
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対象を取らないが戦闘を介さなければならない「マジェスペクター・ユニコーン」。主に精霊龍やナチュエクのメタとして「メタルフォーゼ」に採用されています。精霊龍に対して強く打つことができ、ペンデュラムとの相性も良く、これからトーナメントでの採用の幅がさらに広がるのではないかと感じる1枚です。

8.閃光を吸い込むマジックミラー
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フィールドと墓地の両方に効果があるのでツイツイ引かれるまで「青眼」を足止めできますが、「青眼」はサイド後にツイツイを増やす傾向にあるのでよく考えたいです。

9.超古代生物の墓場
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こちらは上記の閃光ミラーの効果に加えて攻撃も追加で止めますが、墓地の効果を向こうに出来ません。
しかし、墓地で発動する石ころは大体場に青眼モンスターを出したり手札に加えたりするカードであり最終的に青眼をssされても効果も発動出来ず攻撃も出来ないので個人的には閃光ミラーよりもこちらをオススメしてます。

如何だったでしょうか?
もちろん環境トップメタへのサイドボーディングカードですので、有名なものばかりですがこの機会に今一度サイドボードを考え直してみるのも勝率UPに繋がるかもしれません。
サイドの強さは大会の勝ち負けに直結するので、フリー民だけど大会に出てみたい!なんて方は是非参考にしてみてください。
僕の過去の記事はサイドボードの採用理由やそもそも対策カードだけを扱った記事もあるのでよかったらどうぞ!

先日公開した「暗黒界コントロール」と「制限改訂予想」の記事が思った以上に反響を頂き、とても嬉しいです( *´꒳`* )
これからも更新頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。
それでは、次の記事でお会いしましょう!